砂漠のホテルの朝は早いです。
ここの朝日がすばらしいから。
ホテルには、見張り塔のようなものがあり、ここの屋上で朝日が眺められます。

朝日自体も綺麗なんですが、反対側、これがまた綺麗です。
砂の丘と影と。永遠に続くように見える砂の山。
朝食を済ませ、車は砂漠を進みます。
峠を越え、その峠のすばらしい景色の中を進み、

目指すはマトマタ。
マトマタ。なんとも不思議な名前の街が続きますが、
ここは、安陪公房の「砂の女」を思い出させる不思議な光景の
ある街です。
チュニジアの土の砂漠の中に現れる、
いくつもの巨大な竪穴。
これすべてが住居なんです。
竪穴の底に横穴を掘って、そこを部屋にしてるんです。
横穴同士も繋がっていたり、まるで蟻の巣。
その中でも有名なのが、ホテルとして使われている
Hotel Sidi Drissです。

ここもスターウォーズの撮影で使われていて、
スターウォーズはほとんどチュニジアで撮影されてるようです。。。。
ここは観光地なので、ホテルの前には露店があり。。。。
足りなくなったフィルムを購入、、、、高い。
そして、この炎天下、しかも劣化したパッケージ。
撮れてるのか不安。。。。(結果は大丈夫でしたけど)
さて、次は、ドゥーズです。
ここは砂漠への入り口だった町。旅仕度のために物資を仕入れる町だったようです。
いまでも、その名残を残す大きなスーク(市場)が中心にあります。
ラクダの革の靴(かわいいです)、砂を防ぐぶ厚いコート、そして食物。
活気があるスークです。(昼までは露店が出ています)
この日の昼食はドゥーズで。メニューは、ここまで何度も食べてるチュニジアサラダ、
ブリック(薄い皮に卵と具を入れて揚げたもの)、そしてクスクス。
チュニジアの定番なんですが、ほぼ毎日食べています。。。。。
クスクスは大好きなんですが、食べても食べても量が減りません。。。。
苦労しました。
ドゥーズを出て、巨大な塩湖ショット・エル・ジェリドへ向かいます。
このあたりに来ると、台地の色が白くなってきます。砂の割合が増えてくるんです。

途中通過したオアシスでは、岩が砕けて砂になるところが良く見えました。
このまま、どんどんさばくが広がってしまうのかと思うと、
少し怖くもなりますね。。。。。。
ここの砂はひと際白く、太陽の光で輝いています。
ここでもつい裸になり写真を。。。。。
友人の一言、
「男はどうしてある程度の歳になると脱ぎたがるのか。。。。」
僕にも疑問です。
次回は、塩湖の横断から。