また心配なニュースが飛び込んできました。
帰国予定日を過ぎても帰国しない大学生のご両親が、
捜索を依頼なさったそうです。
場所はインドです。
いまでもバックパッカーや若者に人気の旅先ではあります。
兎に角、早く発見されて無事に日本に帰国していただきたいと強く願います。
むかしから、多くの大学生が休みを利用して海外に旅に出ます。
僕もそのうちの一人でした。
旅で知り合った同じ大学生の多くが、
日本と同じ様に行動し、好奇心の向くままに行き先をかえる、
そんな旅をしている方が多く見受けられました。
残念ながら、日本の常識は海外ではまったく通じません。
日本風の行動は海外で反感を買うこともあります。
僕が、旅行に行かれる方すべてにお願いしたいのが、
1.現地の情報をきちっと頭に入れておくこと、勉強すること。
これによって、危険な場所がどこかわかります。
また、現地の習慣、文化を学ぶことで、さらに旅行を楽しむことが
できますし、現地の方に不快な思いをさせることも無い、それが、
めぐりめぐって自分が楽しく、思い出深い旅行をすることになるのです。
ツアーで行かれる方も、旅行会社任せにせず、しっかり自己管理を!
2.必ず日本の家族や友人に連絡をする。
特に大学生など若い方に多いのですが、旅行中の日程も、行き先も、
なにも日本に残さない、そして、旅行中も連絡しない方が多いです。
これがいかに危険なことかよく考えていただきたい。
「まさか自分に何かある分けない!」という甘い考えが危険を
招きます。まさかがおこるのが海外旅行です。
旅程をしっかり残し、旅行中もまめに連絡をする、
最低限現地で知り合った日本人などに何処に行くと伝える。
現地でも積極的に日本人や他の旅行者と情報交換しましょう!
何かあったとき、助けてもらえるかもらえないかの境目は、
自分以外の誰かが、自分の所在を知ってるかいなかにかかってきます。
3.旅の恥はかきすて。そんな言葉は通用しません。
この言葉は、国内旅行だけ!と考えましょう。
国内旅行であっても、他人に迷惑をかけるような行動は旅を台無しにします。
海外旅行では、台無しどころか、逮捕やケガにつながったりします。
日本では考え付かないでしょうが、海外は自己責任の文化です。
羽目をはずしたら、その付けは必ず自分に帰ってくると考えましょう!
以上、3つをあげましたが、
海外旅行が一般化してきた昨今、海外での日本人の恥ずかしい話を耳にする
機会も多いです。また、なんらかの被害にあう方も増えています。
当たり前のことですが、
パスポートに出国のスタンプが押されれば、そこから先は日本ではないのです。
日本の常識で考えず、しっかり自分の身は自分で守りましょう。
旅行は、しっかり準備を整えれば最高に楽しいものです。
旅に出る前にもう一度しっかりと!