週明け一番のエアライン研究は、キャセイパシフィック航空。
(僕の古巣です、、、、、あんまり内部まで書かないようにしないと。。。。)
さて、今年60周年を迎える、香港、そしてアジアを代表するエアライン。
残念ながら、日本での知名度はシンガポール航空には及びませんが、、、、、、
東京他、大阪、名古屋、福岡、札幌からの定期便以外にも、
最近では地方発のチャーター便も積極的に運行してますね。
日本から香港への翼としても有名ですが、
東南アジアや中東、そしてヨーロッパへの乗り継ぎ格安航空券が多く出回っていますね。
名古屋からでは、北米行きの格安航空券も出ています。
キャセイの良いところは、乗り継ぎ時間の短さでしょう。
たとえば、成田を夜六時に出れば、翌日の朝(現地時間)にはヨーロッパに到着できます。
夜9時発のエールフランス航空と比べても、数時間の所要時間の追加という感じですね。
香港がイギリスに統治されていた時代にできた航空会社ですが、
客室乗務員はアジア11カ国とカナダ、イギリスから募集され、
アジア的な雰囲気の機内です。
最近は、白人の乗務員も数名採用されているようです。
日本人の乗務員も多く、400名以上が採用され、
世界各国への便へ乗務しています。
キャセイのファーストクラスは、
早い段階から、個室風のフルフラットタイプの座席が採用され、
一歩さきを行っていましたが、少し改良したほうがよいのでは。。。と
思う点もあります。
ビジネスクラスは、数種類存在し、
長距離便よう機材に設置されている、ほぼ水平になる
ライフラットタイプの座席。
近距離便用の新型ビジネスクラス。
そして、旧式のビジネスクラス。
長距離便では、ほぼ新型のライフラットタイプが設置済みです。
機材繰りの関係で、成田発の夕方便では、このライフラットタイプの座席を
楽しむことが可能です。
その他、アジア域内の便では、旧式のビジネスクラスの座席のままです。
エコノミークラスは、一般的なもので、
シートテレビは全席に設置されているものの、
流行の最新式AVOD(再生、巻き戻しなどが自由)ではなく、
旧式の一方的に映像が流れるものです。
お食事に関しては、
残念ながら質の低下が見られるようです。
香港の有名なレストランとの提携で、
プロモーションを繰り返してはいるようですが、
若干味が落ちる部分があるようです。
また、エコノミークラスでは、機内の水道水を使うなど、
他社と比べると差がついてしまう部分が多いようです。
常にシンガポール航空をライバル視するためか、
どうしても比べられることが多いようですが、
食事や機内サービスなどでは、まだまだ差があるようです。
飛行機の機齢は若く、
安全な航空会社としての評判も定着しています。
同社は、前回の記事で説明した、ハブ&スポークを効率的に
採用しているエアラインのひとつで、
香港国際空港では、朝(0600-1000)、昼(1300-1600)、
夜(2000-2400)の3つの時間帯はキャセイの飛行機が
空港に溢れていますが、それ以外は、数機が見られる程度です。
マイレージは、同社独自の上客用クラブ「マルコポーロクラブ」と、
一般会員用の「アジアマイル」が存在します。
上客用のクラブを設置しているのは、
日本航空やブリティッシュエアウェイズなどがあります。
アジアマイルに関しては、提携航空会社も多く会員数の伸びている
プログラムのひとつです。
ここ数年、エアラインオブザイヤーなどを立て続けに受賞する
キャセイパシフィック航空ですが、
お勧めはファーストクラスか、ビジネスクラスでのご旅行は
お勧めです!
次の御旅行、ちょっと奮発してみては???