やっとやっとでエアバスA380(世界一の巨大旅客機)が
引き渡されましたね。予定よりもかなり遅れての引き渡し
ですが、話題には欠かないですね。
世界で最初にA380を運行する航空会社として
注目を集めていたシンガポール航空。
その総2階建ての旅客機をどういった内装に
するのか、どんなサービスを提供するのか、
世界中が注目していたのですが、
シンガポールスイートという名で、
今までのファーストクラス以上のものが
発表されました。
ファーストクラスにしても
つい先だって発表された今までにない
ファーストクラスだったのですが、
それをささっと上回って
エミレーツ航空が提供しているような
個室型の座席、しかしエミレーツのそれよりも
かなり大きめのものを出してきました。
シンガポールスイート
シンガポールファースト
どうです??
よく見るファーストクラスとはまったく違うでしょ?
流石シンガポール航空。
世界でも、シンガポール航空とヴァージンアトランティックは
今までの常識を覆すのがお得意ですね。。。。
ビジネスクラスも今までの常識を破った
すごいものを提供してますしね。
シンガポールビジネスクラス
写真では女性が座席に座ってますが、
通常は、ここに座席が二席並んでるんです。。。
すごいです。
販売する座席数を減らしても
しっかりとしたサービスを提供する。
まあ、その裏には、座席数を無駄に多くすることで、
場合によっては格安でさばかなければならない状態に
なってしまうのが今までの常でしたが、
燃費が向上した航空機であれば、
無理に座席を詰め込んで、少しでも多く乗客を乗せて、
運行経費を稼ぐという今までのやり方でなくて、
座席数を減らし、上客だけに絞っても、
充分運行できるというのが新たな流れのようです。
それをはっきりさせるかのように、
シンガポール航空は自社のマイレージプログラムを
今までの距離計算式から、
その上客の運賃によってマイルを加算するように
変更します。
これは、距離制にすると、
格安航空券でどんどん飛んで、
上級会員を目指し、その特典を
手に入れるというのが一般化した今の
流れに「ぴしっ!」っとNOを
突き出した感じですが、
なにかそのあたりもシンガポール航空らしくて
逆に共感できます。。。
これからもシンガポール航空には期待です。